リーダーがコーチングを受ける価値
リーダーがメンバーに対して、良い形でコーチング出来るようになるために必要なことは何でしょうか?
いろいろと要素はあると思うのですが、もっとも大切で重要なことがあります。
それは、
本人がコーチングってこんなに価値があるんだなということを実感することであり、これに勝るものはありません。
なぜなら、この経験・体験があるからこそ、自分が価値を感じたように、
メンバーに対しても、同じような価値を提供したいという”想い”が湧きあがるからです。
人は”やりたい”と思うことしかやりません。
どんなに、今の時代はコーチングスキルが必要だということを頭で必要だと思っていても、
実際に心から”やりたい”という気持ちが強くなければ、
自ら積極的に学ぼうとは思いません。小手先のスキルの習得にとどまるでしょう。
その気持ちを大きく強くするのに一番効果的なのは、自らの体験なのです。
コーチングの内容
実際にリーダーが、現場でメンバーに対して1on1やコーチングを行うことを想定して、
私共の方で、経験学習モデルをベースにしたセッションを行っていきます。
これをすることによって、コーチングを受けたリーダーは、このサイクルを回していくのが、自分の成長(と同時に相手の成長)のためのコーチングなんだということを体感します。
この体感が、後に自分がメンバー向けにコーチングを行うのに、貴重な体験となるのです。
メンバーコーチングを外部委託する
自社のリーダーがコーチングスキルを身に着け、効果的にメンバーを育成する体制を作りたいと思われる経営者・管理者が多いと思います。
しかしながら、リーダーがコーチングスキルを身に着け、実践し、機能していくようになるまでには、もちろん個人差がありますが時間を要します。
それならば、リーダーには、コーチングを受ける体験と同時にスキルを学んでもらいながら、徐々にレベルを高めていく間、メンバーのコーチングも外部に依頼することで、全社としてスピードアップした育成も可能になっていきます。
また、人員的なリソースの問題で、そこまでリーダー教育に時間がさけないという事情がある企業様もあると思います。
それであれば、人の育成に関するリーダー役は、外部に任せるという選択肢があります。
次にメンバーコーチングを依頼する際の流れの一例を開設します
STEP1 経営者様、管理職の方との目標ヒアリング
まずはメンバー一人一人に対して、経営者様、管理職の方がどのレベルにまでしたいと思っているのか、
目標の確認をさせていただきます。
この目標が、本人と共有が出来ていない場合等は、経営者様、管理職の方からメンバーへ話していただくところからスタートです。
ここを御社にとって無理のない形を組み立て実行をしていきます
STEP2 受講メンバーのライフプラン・キャリアプランの確認
STEP1ですり合わせた目標に対して、本人にとってもそれを達成していくことの意義や意味といったものを持ってもらうために、
メンバー本人のライフプランやキャリアプラン等望んでいる未来をセッションによって明確にしていきます。
これがあるからこそ、本人がこの会社で成長する意味が、自分の人生にとってどんな意味があるのか、ということが自覚出来るようになるのです。
必要に応じて、上記のような、ライフプランやキャリアプランを作っていくワーク等も取り入れます
STEP3 目標のすり合わせ
会社側の期待する未来と、本人の望む未来との両方がそろったところで、その接点を見出していきます。
この接点を見つけ出していき、重なりが見えたところで、自らがこの会社で働く意義や意味というものを見つけ出し、
主体的に動く原動力、スイッチを入れていくのです。
STEP4 目標達成に向けて、経験学習サイクルを回していく
ここまで、出来れば、あとは日々、自らが経験学習サイクルを回していくため、
物事を肯定的にとらえて前に進んでいくためのセルフコーチングツールを提供し、実践をしていただきます。
そして、2週間に1度程度、セルフコーチングをさらに補強するために、
コーチからの視点や、より深い振り返りやフィードバックを行いメンバーの成長をサポートしてまいります。
費用
こちらは完全カスタマイズとなるため、御社が考えておられるご予算等を伺い、
その範囲で可能な内容を提案させていただくというスタンスを取っております。