コーチングスキルを身に付けることに興味・関心をお持ちの方
コーチングとは?
目次
相手が本来持っている能力、やる気、可能性、方向性、思いなどを質問によって導き出すことで、相手の意思を明確にし、行動を明確にするためのコミュニケーション方法です。
世間体や一般論からみる答えを与えるのではなく、あくまでも相手の個性を尊重し「相手の本心から出た答え」を見つけていきます。具体的には4つの技術を使っていきます。
1.相手の話をしっかりと聞く「傾聴力」
2.相手の思いを引き出す「質問力」
3.相手をありのままに受け止める「承認力」
4.相手に指示や命令、強制をしない「提案力」
これらの技術でコミュニケーションをとる事によって、相手がやらされ感ではなく、心からの納得によって“自発的”に行動していき、望む状態や結果を導き出すコミュニケーションスキルです。
マラソンで例えるところの伴走者のイメージのように走るのはご本人ですが、その横でサポートをする役割です。
メリットは?
日常生活におけるさまざまな人間関係(友人、仲間、夫婦、親子、上司、同僚、部下、異性、恋人等、)の中、T.P.Oに合わせてさまざまなコミュニケーションが存在しています。
その中において、自分を活かし、相手を活かすコミュニケーションとして活用していくことで、人間関係がますます充実したものになっていきます。
1. 聴き手(コーチングする側)のメリット
相手の心境や状況がより詳しくわかる・相手に信頼される・自分の器が大きくなる・適切な提案ができる・相手の主体性を育むことが出来る…等
2.相手(相談者)のメリット
感情面:安心感が生まれる・本音が話せる・スッキリする・癒される・気持ちが楽になる・元気になる
思考面:自分を客観的に振り返れる・自己洞察が出来る・考えが整理できる・納得する・行動が明確になる
参考>それぞれのコミュニケーション手法の違いは?
「目標達成や問題解決のためのコミュニケーション方法」には「カウンセリング(※)」や「ティーチング(コンサルティング)」などいくつか種類があります。それぞれ、コーチングとの違いを知っておきましょう。
(※広義のカウンセリングではなく、心理カウンセリング)
(1)コーチングVSカウンセリング
共通点:聴く力が大切。自ら解決法が導き出される。
相違点:カウンセリングは、過去の話、要因は何かが中心となる。コーチングは、その上で未来に向かっての話が中心となる。より効果的な質問をすることで、クライアント本人が自分自身で答えを見つける。
(2)コーチングVSティーチング(コンサルティング)
共通点:行動を変える。望む結果を手に入れる。
相違点:ティーチングでは、ティーチャーやコンサルタントが、その答えをクライアントに与える。コーチングでは、クライアント本人が自分自身で答えを見つける
大切なことは?
こちらの都合で、カウンセリング・コーチング・コンサルティングをする。と決めることではありません。相手の状態を感じながら、今、この相手の方には、カウンセリング的に接した方がいいか?コーチングか?コンサルティングか?と、相手にとって何がベストか、客観的に見極め接していくことです。
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