「上司ガチャ!?」先日面白い仕事をしてきました
先日、とある企業様からこんなテーマでお仕事をいただきました。
わたしは普段コーチングをやり方を教えたりお伝えしたりする方がメインですので、
主にリーダー層の方々に対して、研修等をしてまいりました。
今回の対象者は若手社員
目次
ところが今回は若手社員向けだというので、珍しいなあ~、
今の時代は若手のうちからコーチングを学ばせるんだ~、
というように思って、話を聴いてみると、そうではなかったのです。
上司から「コーチング」を受ける側も、
コーチングのことを正しく理解し、
しっかりと、自己成長につなげてもらうため
ということだったのです。
これは面白い!
と思ってこんなテーマで作ってみました。
おかげ様で、とてもありがたい評価をいただいたのですが、
この研修、とても意義のあることをさせていただいたなと思っています。
というのも、私、最近、こんな言葉がはやっている!?
と言っては変ですが、すごく違和感を感じていたのです。
上司ガチャ
あえてわかりやすく気を使わずに言うと、
上司がだめだから、という感じで、
自分は悪くなくて、人のせい。
ということです。
今の上司やリーダーは大変だ
たしかに、おっしゃる通りのところはあります。
(※だから私もリーダーに向けてコーチングを教えていたりするわけです。)
そして、実際にリーダーが変わることで、チームが変わるので、
それは絶対的に必要なのです。
でも、だからと言って、自分は悪くなくて、
上司がはずれた!というような言葉は、ちょっと上司に同情したくもなります。
社長なんだから、、、上司なんだから、、、リーダーなんだから、、、
こんなことは出来て当たり前、、、
そんな風に思っているメンバーが多いような気がします。
上司だってコーチングがうまくなるにも時間がかかる
実際に本格的にコーチングを学ぼうと思ったら、
専門機関等で、半年とかはざらです。
1日研修を受けたところで、もともと力のある人は別ですが、
そうでなかった人は、変わるわけありません。
しっかりと身につくにはそれなりの学びの時間や経験が、
必要なのです。
社長も、社長をやるのが初めてだったり、
上司も、初めての役割でどうしていいのか
戸惑うこともたくさんあったりするわけです。
それなのに、全部上司のせいにするだけではなく、
もっと皆が、上司部下関係なく、
それぞれの立場や役割や能力やスキルも、
尊重したり、補い合ったりすることで、
ひとつのチームとして成り立つのではないでしょうか???
だから、それぞれの立場で出来ることが何なのか?
なんてことをもっと考え学び成長していくことで、
一人一人の地力をつけていくことも必要だと思うのです!!!
若手ももちろん、そんな上司やリーダーの方のサポートになれば
ということで、そんなことを思いながら、
今回の研修に取り組ませていただきました。
結果、本当にやってよかったなと思いました!!!
受講者からも、
「コーチングを受ける認識が180度変わりました。
これからは、もっともっと自分が主体的にコーチングを
生かしていく、そのために今、自分に必要なことが、
はっきりと認識出来ました。」
といった声をいただきまして、
ああ、これって必要なテーマだったんだな、、、
ということを改めて認識いたしました。
ということで、
これから、よりこの部分も私も力を入れていこう!と思えたお仕事でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!