結論は同じ、、、でもプロセスも重要。
ちょっと前なのですが、のどが痛くなって病院に行った時のお医者さんとのコミュニケーションで、感じたことです。
あらためて僕自身が大切にしたいなと思ったことがあったのでシェアしますね!
とあるお医者さんでの出来事
どんな感じだったかというと、
お医者さん「どうされましたか?」
私「昨日からのどが痛くて、いつもこのあと熱が出るパターンで、仕事休めないので早めに診てもらおうと思いまして」
お医者さん「じゃあ、ちょっとのどを見せてくれる?」
のどを診て、
お医者さん「そうだね、腫れてるから薬だしておくね、また熱でたりしたら来てください、お大事に。。。」
という感じでした。
所要時間1分。。。
僕の心の声は、「え~っ、たったそれだけ~???」
本当に大丈夫か~、治るのかな~と心配な気持ちが残ったのです。
もっと詳しく話を聴いてほしかったんですね~。
「何かきっかけとかあった?」
「今、熱はないみたいだけど、平熱は?」
「身体がだるいとかはない?」
「せきとかくしゃみとかは?」
「お仕事はどんな仕事なの?」
「じゃあのどは大切だよねー」
などなど、、、
その上で、
「おそらく薬飲めば大丈夫だと思うので、あまりお仕事無理せずに早めに休んでくださいね。」
「もし、この後、熱が出るようでしたら、またいらしてください」
という感じだったら、、、
結論は同じなんです。
きっと結論は同じなのです。薬を出して終わりです。
実際に僕もひどくならないうちに薬が欲しかったので、その目標は達成しているのです。
ただ、もう少しこちらの話を聴いてほしかったな~と。その方が安心しただろうなーって。
つまり、何が言いたいのかと申しますと、、、
結論はきっと同じ(今回なら「薬だしておくね」)であったとしても、まずは相手の気持ちをしっかりと聴く、そしてそれを受け止めるというプロセスを踏んだコミュニケーションをとるだけで、相手から見た印象って変わるんだろうなあということです。
もちろんお忙しいお医者さんのことです。出来るだけ早めに終わらせないと他にも待っている患者さんがいらっしゃいますからね。あまり一人に長く時間をかけられない現状も当然あると思います。
それにできるだけ早く診察することで、具合が悪いのに、あまりお待たせするのは大変だろうから、出来るだけ診察はシンプルにという親切心からこのようになっているのかもしれません。
ですから、僕はそのお医者さんにダメだしをしたい訳ではないのです。そんな対応を受けたことで、僕自身はたとえ結論が同じであっても、まずは、相手の話を聴ける人でありたいな~と思ったのです。
職場のコミュニケーション、家庭のコミュニケーションも同じ。
結論は同じであっても、まずはしっかりと相手の話をしっかり聴く。
相手の状況や気持ちを大切にする。
その上で、結論をお伝えする。
そんなスタンスで行きたいな~と思いました。
さて、あなたはどのようにしたいですか?
ということで、僕自身のスタンスをあらためて明確にしてくれる出来事だったのでした。