何度同じことを伝えても伝わらない、と悩むリーダーや経営者様
リーダーや経営者の方の悩みの一つとして、
「メンバーがなかなか育たない」ということがあります。
どうも自分の伝えていることが伝わらない
その中で、色々と聞いていくと、
メンバーに”自分の考え”や”やっていること”を伝えても
どうも伝わらないというケースに出会うことがあります。
先日セッションをさせていただいた社長様も、
メンバーが育たない理由のひとつとして、
どうも「言ってるんだけど、伝わらない」ということが、
頻繁に起きているそうなのです。
だから変化がないとおっしゃるのです。
アプローチ方法はいろいろある!
この時に、じゃあ具体的に伝わるようにするためにどうしましょうかか?
ということを考えていくこともアプローチの一つですが、
それを、出来る人にお願いするというのもひとつの方法だったりします。
事実、私もお仕事で、その役割を仰せ使うことが多くあり、
しかも、意外なことに、これが、まあまあ伝わるのです。
私、自身も具体的に伝えるのは得意な方か!?
と言えばそんなことは決してないので、
とても不思議だなあ~と思います。
これっていったいどういうことなんでしょうか?
リーダー・社長とメンバーの関係は、親子関係!?夫婦関係!?
どういうことかというと、
この社長と従業員との関係って、
親子関係や夫婦関係にすごく似ているな~と思うのです。
なぜか、距離が近い人からの言葉は入らないんだけど、
第三社的ポジションから伝えると入るということです。
全く同じことを伝えていてもです。
この違いって何なのでしょうか?
相手との距離感が大切
やはり付き合いが長くなり、相手との距離が近くなればなるほどに、
どうしても、無意識ですが、お互いに対する思い入れが強くなります。
その思い入れが強くなればなるほどに、
自分の言っていることをしないことに対して、
小さな苛立ちが積み重なってしまいます。
その状態でどんなに上手に伝えても、
結果としては伝わらないのです。
※まさに心の公式ですね!
また、反対に何度も同じようなことを言われる方も、
だんだんと慣れてしまって受け流すようになってしまうのです。
例えるならば、ボクシング
このことを例えるなら、ボクシングで相手との距離が近すぎると
パンチが効かないように、適度に離れたところから打った方が
力が強く伝わるんですよね。
だから、無理に自分の伝える力をなんとか高めようとするのも、
解決法のひとつではありますが、
第三者に頼んでしまう。
という方が、結構、楽なことってあるのです。
ということで、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!